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エピタフ君のロックな日々


用賀のロックバー エピタフはロックをレコードでかけるお店。そこの店主が語る音楽、レコード、オーディオ、などなど、、、
by epitaph2006
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ガラード401

20年ぐらい前に知人のところでガラードをじっくり聴かせてもらったことがある。
ガラード301+オルトフォンのトーンアーム+SPUという組み合わせ。
当然の如く音は素晴らしいものであったが欲しいという気持ちにはならなかった。
金額を聞いていたので自己防衛本能が働いたのであろう。
しかし、その時聴いた音は私の心に強く残り今のシステムにガラードを入れたらどうなんだろう?という思いがだんだん強くなり、2022年3月,SME3009S2がついたガラード401を購入。
ガラード401_f0135263_15311473.jpeg
これにデノン103を取り付け聴き始めたのだがどうも音が不安定で片チャンの音が途切れたりする。
で、3009をフルレストアすることにした。全て分解して内部配線交換し出力端子もRCAに変更してもらった。
そしてこの際だからということでキャビネットも注文して作ってもらった。
ガラード401_f0135263_15454459.jpeg

ガラード401_f0135263_15431999.jpeg
ガラード401を中心にしたシステムが組み上がったのだが実は最初の調整で少し手間取ってしまった。
トーンアームのラテラルバランスが上手くいかない。特定のレコードで音が揺れてしまうのである。
SMEのマニュアルにはここはそんなに神経質にならなくていいと書いてあるが、そんなわけにいかないじゃんと思いながら何日も微調整を続けた。
努力の甲斐もありラテラルバランスもぴたりと合い、非常に音が安定した。
私は103を30年以上使い続けているが401と3009は最高の相棒と感じる。非常に良い。
システムが完成して1年が経つが日に日に良くなってきたなと思う。
機械って馴染んで実力を発揮するまでにはある程度時間が必要なのでは?
と思う。


# by epitaph2006 | 2023-06-11 16:41 | オーディオ

マーラー交響曲第9番

バーンスタインが唯一ベルリンフィルと共演したマーラーの9番。
名盤とされているが私はイマイチだなーと思っていた。
線が細く神経質で迫力がない。
写真左のユニバーサルが作った1枚組、日本製をこれまで聴いてきた。
マーラー交響曲第9番_f0135263_14424972.jpeg
だが、バーンスタインが?ベルリンフィルが?そして多くの人が認める名盤がこんなはずじゃないんじゃないか?
と思い、ドイツ盤(2枚組)を中古で購入し音を比べてみることにした。(写真右)
結論から言ってしまえば両者は全く別物と言えるぐらい違った。
ドイツ盤は神経質なところは全く無く、音が太く音圧が高い。そして綺麗な音である。
心から『マラ9』を楽しむことができた。私の評価は急上昇である。
ま、それはそれとして問題は写真左のような粗悪なCDを作ったユニバーサルミュージックという会社である。
こんなひどい音になったのは、80分を超える音源を無理矢理1枚に詰め込んだからなのか、マスタリングが雑なのか、その両方なのか判らないが、リスナーを馬鹿にしていると思う。ホント腹が立つ。
このCDを聴くことはもうないと思うが、自分への戒めも込めて手元に残すことにします。



# by epitaph2006 | 2021-08-15 15:46 | その他

604-8hのネットワーク

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エピタフで使用しているアルテックのスピーカーシステム718A (ユニットは604-8h)のアッテネータのガリがひどくなってきた。接点復活剤を使用しながらなんとかやってきたがもう限界だと思う。ネットワークを新しく作ろうかとも考えたが、まず専門家であるbjエレクトリックの石河さんに相談した。「アッテネータの交換のみで大丈夫だと思いますよ。コイズミ無線で入手可能です。」との事だったので早速のアッテネータを購入し交換した。

604-8hのネットワーク_f0135263_17262185.jpg
軸がオリジナルに比べて数ミリ長かったがその他は問題なし。

604-8hのネットワーク_f0135263_17251556.jpg

さてさて肝心の音だがかなり良好。左右の高音を細かくコントロールできるようになったので定位が良くなった。同軸2wayの良さが感じられるようになった。そして静か。やはり接触不良によってかなり雑音が出ていたのではないかなと思う。

作られてから40年以上経ったスピーカーだが、これでまだまだ使えそうだ。


# by epitaph2006 | 2020-04-21 17:29 | オーディオ

ロクサン ラディウス5

ロクサン ラディウス5_f0135263_18382059.jpg

レコードプレーヤー、ロクサン、ラディウス5を中古で購入。

とりあえずカートリッジはオルトフォンMC -Q 20をつけて音を出してみたが全然だめだった。軽くてカサカサしていて重心が高い。

この組み合わせでこんなはずは無い事は分かっていたのでまぁあせらずやっていこうと決意を固め、まず、人工大理石のボードをしたのだが、これはオルトフォンのフォノケーブルが硬くラックに強く接してしまうためこれを回避する意味もあった。

問題はグラグラ一点支えのトーンアーム。以前使っていたラディウス1のトーンアームとは全く違う構造だ。

重りを前後にずらして針圧を、その同じお重りを回してカートリッジの垂直を調整するのだが、やりづらい。

その加減が微妙すぎるのだ。

まぁとにかくアームの水平、オーバーハング、針圧、カートリッジの垂直を出来る限り慎重にやり直し試聴を繰り返した。

1ヵ月ぐらいするとだいぶ音が落ち着いてきた。

あと1歩だなぁと思いつつ目をやったのがターンテーブルシート。このプレーヤーはターンテーブルシートが付いてなく、アクリルのプラッター直にレコードを載せる。そういう設計なのだからとそうしてきたが、ターンテーブルシートを試してみたくなった。手元にあるものは全てうまくいかなかったが、気になったのが47ラボラトリーの豚皮のシート。


非常に安価だったのでこれはだめでもいいやと思い購入してみたが、これがバッチリだった。

少しカサついてた音がしっとりしなやかになった。ここまで変わると思っていなかったので本当に驚いた。

このプレーヤーは調整がうまくいけば音がストレスなく出てくる。開放的な鳴り方。音数も多い。と思う。

でもやはり少し神経質な感じではあると思うので気を抜かずに接していこうと思っている。


# by epitaph2006 | 2020-04-01 18:49 | オーディオ

VPI TRAVELER

VPI TRAVELER_f0135263_18103543.jpg
中古で購入して17年使用してきたロクサンのレコードプレーヤー、ラディウス。何度も修理しながら大切に使ってきたがついにモーターが回らなくなった。寿命と判断し新しいプレーヤーを買うことにした。デザインが気に入り予算的にも中古ならなんとかと言うことでVPI TRAVELERに決定。カートリッジはDENON DL-103を取り付けて聴き始めたのだが低音はどっしりして奥行きもある。いい感じではないか。
しかし1週間ほど聞いていると一点気になることが…。シンバルである。ざらついたような粒子が荒いような、そんな感じ。針圧を始めすべての調整をやり直し、ケーブル、フォノイコも交換してみたが大きな変化はなかった。相性が悪いのかな?
そこで手持ちの他のカートリッジを試してみることに、、、
まずシュアーM97XE。これはよかった。ロクサンに付けた時より音がのびのびしている。
そしてオルトフォン、コントラプンクトb。これも大変に良い。
結局103だけ相性が悪いということか、、、

VPIはロクサンに比べるとわずかに音が粗い。しかし強いて言えばという程度。
とりあえずオルトフォンを付けて使っていくことにした。

# by epitaph2006 | 2018-08-29 18:09 | オーディオ

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